再会 そのだっち

仙台…会場になったエルパークのあるところで
生まれなさった 土井美加さんの舞台『えっちゃんの゛街゛東一番町物語』
おともだち「そのだっち」こと 園田容子さま出演(音楽も担当)観に行ってきました
…まずいとはおもってましたけどね
まんず 舞台始まる前から
なんやら 感極まりそうな 気配があって
いろいろ 関係ない出来事に 揺さぶられるのやめなさいよぉ
なんて はす構えてもみましたが
七夕の短冊の 願い事を かいてくださ~い…と 前説のあたりから
心さざ波
そのだっちが 楽器の前に座って
震災直後の 若林区の 映像が流れた辺りで
滂沱…ああぁ
こんなことでは 物語に集中できんぞ とか
大腿部を つねったりもして
涙を止めるために
時々 ナレーションのようなものをさしはさむ 舞台とか
小道具が 緩い存在で
きちんと作らず準備をも見せたりするやり方のものって
あるものとないものの入れ換え具合が 気持ちよくないと
乗りきれなかったりするのよね ふふふなんて
擦れた見方 しようとおもってたのに…
ざぶ~んと 劇空間に呑まれました
震災にあったもとシャンソン歌手の
ちょいと認知症気味のおばあさん…
登場人物 えっちゃんの 人生を聞く 一人のものとして
漂いました
架空の世界に 巻き込まれたというよりは
物語として 編み直された 人生に
最後の ショーに 向かって 辿られた
きっと そこにいたであろう人の 物語の歌に
シャンソンに 説得されました
あぁ なに言ってっかわかんないぞ
…ことほどさように うろたえておりますわたくし
舞台終わって すぐ とてぱたと 駆け出してきてくれた そのだっち見て
また 泣く…
ほんと 19年前に 怒濤の大好きな出逢いしたそのときのまんま
互いにいろいろあったりなかったりをへても
大好きと思うそのまんま
つもるはなしもあるかもしれないしずっとこのままはなしていたかったりして
誘われた 打ち上げも 魅力的ではあったけど
皆様の打ち上げのじゃまになるし泣いちゃいそうだし…
いやいや実はそんなかっこいいことばかりじゃなく 冗談じゃないくらいお金持ってないし…など
ぐらぐらにうろたえたまんま
結局 名残惜しいまんま 立ち話して
ぎゅう♪なんて はぐして 帰ってきちゃった
なぜか 帰り道で ぼろぼろまた 流れるものがあったので
ちょっと 落ち着いてから 帰らなくちゃ…と
駐車場の車のなかで深呼吸
とてもいい 繋がりのなかで
大好きな「そのだっち」が お仕事をしている姿が
ふわふわと手をふってくれた姿が
たくさん 心持ち なでなでしてくれた感じ
人そのものも音楽も好きだっ…と改めて思う
また ちゃんと 会いに行こう
ありがとう
幸せな時間

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