7daysbookcoverchallengeSpinoff「月」テーマ その1

読書習慣拡大や

自粛おうち時間をたのしく てな 思いから 始まった

7days book cover challenge

その後 そこから勝手に派生させた

1テーマの 七日間

題して #7daysbookcoverchallengeSpinoff

今週の テーマは「月」

1日目は

『一千一秒物語』稲垣足穂 著

何度も読んだのは 文庫版なのだけれど

今それが見当たらず

とある ことでいただいたご本 朝日クリエ版(画 楠千恵子)のカバーとれちゃってる状態の 画像です

すんまへん

稲垣足穂に 出会ったのは

十代後半だったか

月に纏わるピアノ曲を 弾くにあたって

月ばかり眺めて 取り憑かれるようになってた頃

薄荷水

シガレット

星と三日月が 糸でぶら下がっている晩

ブリキ製の 月

ボール紙製の 黒猫

脇腹に ピストルを あててくる 盗人みたいな お月様(彼の名誉のために言うと それは とられたものをとりもどすためでしかなかったのですが)

月のサーカス

一夜の

瞬きの 間の 世迷言?

「お月様とけんかした話」の中に出てくる 台詞「何をちョこざいなお月様」か 好きで好きで

何の用もないのに つい 呟いてみたりしてた

月を撃ち落とすなんて!なんなの その話の展開は!?

稲垣足穂氏の 他の作品も

ご本人の 変人ぷりも 好きだけど

やはり わたくしのなかで この『一千一秒物語』は だんとつなのだ

わけわからなくてもいいのだ

この世界観が 好きなのだ

「手元にほとんど作品が残らない画家」ドン・カジョンさんの ライヴで

『I shot the moon』を 聴いたとき

咄嗟に 「お月様とけんかした話」思い出して

うわぁ と ぞくぞくしたら

なんと ドンさん 稲垣足穂の『一千一秒物語』のことを 話し出し

あぁ そのものの世界観だったわっ♪て

うれしすぎて 涙出ちゃったりしたのだったよ

ヰタ タルホロジカ

ばんざい

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