抜歯父と のんきな昼下がり

父が 歯を 抜いてきた てんで

昼御飯は「なるべく噛まなくてすむもの」

残っているご飯は あろうことか 十六雑穀ごはん

父 ほんとは 好きじゃないのに 渋々 炊いてくれているやつ

んでは と

スープ先生に 登場していただく

馬鈴薯人参玉葱生姜蓮根ぐだぐだに 煮たあと十六雑穀ご飯も入れて煮て

それを豆乳と共に ミキサーで がががががっ

蓮根のせいなのか

若干 色合いが 薄曇りな感じだったもんで

とうもろこしの 缶詰も 出して ワンモアごがががががっ!

鶏ガラスープのもとで 味付け 安易に…

粉チーズと 庭のパセリを ちょこっと ちらして できあがり

固いものも好まず

ぐだぐだしたもの あまり好まない父であるけど

今回は「なかなかうまいな♪」と 食べてくれた

まぁ 自分の都合で 噛まなくてすむもの なんて なったわけだし

いつものように「なんだこれ」なんて言った日にゃ

こうるせぇ鬼娘 発火するであろとも思ったか?

でも 今日は ゆるりと休養してて 比較的何を言われても 寛容に 受け止めることもできそうですのよおほほほほ

しかし 食後 すぐに 煎餅など かじっているところを目撃

さくさくと 固くないタイプのものだとしても

おいおい と 突っ込んでしまいました

歯応えないと 食べた気にならない てこともあるけどね

そんなこんな ゆるんと 笑い合える程度の 言い合い

のんきな昼下がり 

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