意思確認

父 胃瘻 再開したものの

痰の絡みが ひどくなってる とな

このままでは 夜 看護師が いない状態で吸引もできないし

「やはり 病院に戻った方が いいと 判断しました」連絡

そして「意思確認書」未提出について

先々週 カンファレンス的なことで お話ししたはずなのに 家族さんと 相談するって話でしたよね…と

施設側でも 困惑してることも 言われてしまいました

先週 施設から かかってきたのに 取りそびれた電話もあったった

すんまへん…とか

言い訳めいた言葉と共に

決まってるような決まってないような状態の もやもやも そのまんま 話す

「まぁ…ここで 私と 言葉のやり取りだけしても 駄目なんで 入院(部屋移動)の 付き添いの時に 書いてもらいますね」となって

幸いにして 仕事から 早めに帰ってきたあんちゃも交えて

ばんげののち

改めて あらたまって

さぁ ところで 保留というか うやむやにしてしまっている 意思確認書の話だが…と 切り出す

これは 難しいんじゃない とか

こうした方がいいんじゃない とか

父ならば こう思うんじゃない とか

有り体に 話し出し合う

口は 重い

それぞれ 誰かの考えを聞いて それもそうだね と 翻すわけでもなく

のろのろと 思う を 這わせる

自分だったら?とか

遠慮気遣い取っ払ったとしたら?とか

いろんな角度から 打破できそうな 力強い考えを 求めてみるけれど

なかなか そうもいかない

難しくても なるべく 父が思うであろう 願望に 添うて ゆきたい

結局 そんな「無理」と言われていることへの 思いが 手放しきれず

泣きながら

説得するわけではないんだけど…と 思いを 吐露してみる

あんちゃが「めずらしいね 君が 泣くなんて」と 言った

いつも このあたりのこと 考えると 泣いてしまっているのだが

そういや 家族らの 前では 泣いてなかったのかもしれない

「まぁ 考えかわったら 変えてもいいって 書いてあるし…」と あんちゃの ことばに

ふっ と 気が楽になる

んぢゃ もうかいちゃえ~!と

見本に寄越された 意思確認書に たたたんたん!と ○をつけた

うちにいても出きる仕事がもっとあればいいなぁとおもうけど やっぱりきょうだいで 本出すべ♪なぁ あんちゃ と

突拍子もなく のんきなことをいってみる

あんちゃが 倒れたすぐあと 夢うつつの境目のあたりに うろうろしていたようなときに書いた日誌の 面白さなど 蒸し返してみる

わくわくする創作の種が

倒れる前の 覚醒していた時より たくさんみられた…と しつこくいうと

「それはもうしょうがないでしょ 思い出せないし 脳みそやっちゃってるんだからさぁ」と

またはじまったよこのいもうとは…と

めんどくさそうに

しかし にやにや笑ってた

創作部分は もう 諦めてるなら

いまたしかにある 素晴らしき編集能力とか 推敲の 確実さとか そのあたり発揮してくれろ

そうだそうだ

かつて あんちゃが 快復できるかどうか 今後どうしたらいいか…てなとき

そんな 「途方もない夢」浮かべてたんだよね

よっしゃ そこいらへんも 含めて 色々動いていこう

命のことなど 誰かが決めるものではないとしても 何かしら決めておかないといかん 重圧に へとへとしてた重い思い

すこうし ぽわん と 軽やかに なったかもしれない

さぁ 頭使ったご褒美だっ♪なんつって

コンビニエンスストアで 買ってきた シュークリーム 出した

「あら んまいごだぁ」と 母が にこにこする

こうした時間 また 父とも 過ごせたらいいよね

夢のような話でもさ

近づけよう

いこうぜ 森チーム!

頑張りどころだ

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