すぐ溶ける魔法だとしても

原っぱ 

白詰草 花盛り

昨日の 保育仕事 お散歩

久しぶりに 編んでみようか と

もぞもぞしてたら

「なにしてんの〜」と Kちゃん

お花 つなげようかな〜って…と 言いかけたら

「ちょうだいっ!」と 畳み掛けてきた

お花の冠とか 見たことあったっけ?

去年 大きいさんたちが かぶったり 手にかけたりしたのは 見てたかな

わかったわかった 腕輪を 作るよ と

続きをやってるとこに

おともだち よって来るやいなや

「これはKのっ!Kのだからっ めっ!!」と

誰もなんにも言わないうちから 威嚇しておった

だれも そんな おっかないあなたの横取りしようなんて 思わなそうですけどね…

遠巻きに見ていた Zくんが

Kちゃんから 見えない角度に そっ と 寄ってきて

「Zも ほしいの…」と 告げてきた

ちょい 前まで 森見知り 激しかった 

実は今も 朝会った瞬間は びく…てな感じで 顔が歪む

しかし 前みたいに 泣きじゃくらず

ぐぅ と こらえてのみこみ

無理矢理にでも 笑顔を作って 笑ってくれるようになっとる

…なんでそこまで恐怖に思わせてしまうかな自分…と 申し訳無さと 

健気さへの 感謝など 湧くのでしたけど

昨日は 

わたくしの名前を呼びながら 団子虫 見せてくれたり

なんやら また一つ 恐怖(!?)を 乗り越えてくれた感

腕輪も 大喜びで 眺めて触って

壊れたら 直してくれろ と やってきて

また 腕にかけては うれしそうに ぴょんぴょん 跳ねてた

すぐに 枯れてしまう 魔法のような 腕輪だとしても

その ぴょんぴょん の 胸の内の躍動は

生きてゆく力の根っこのところに 蓄えられる と 信じている

…あ もりあやこへの恐怖を乗り越える力も もちろんね

そんなこんな 大切なひととき

居合わせさせてくれてありがとう

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