おっちゃんは そこいら中に 満ちている

あがりえおっちゃん…こと あがりえ弘虫さんを 偲ぶ会

誰もが 愛さずにはいられない人

それは おっちゃんが すべての存在に 尊重と 愛とを 注いでくれたからなのだろう

集い来る人たち ほとんどが(人々の お写真は 後程まとめます)

「大好きだった いまでも大好きだ」と

曇りなく 口にする

涙を浮かべながら

とてもあたたかで 幸せな ひとときを

懐かしげに 語り合っていた

パフォーマーとしても 唯一無二の人

パントマイムも

落語マイムも

お連れ合いの 人形作家 藤井路以さんの人形たちと共に演じる『世界で一番小さな人形劇』も

舞踏家としても

多くの人を 魅了し続けていた

「偲ぶ」なんて 残念なきっかけではあったけれど

二十数年ぶりに 再会できたかたなども おられて

ありがとう おっちゃん と 思う

今の形のわたくしに 辿り着く 大きな 里程標のひとつであった おっちゃんとの 日々

パントマイムフェスティバルを作り上げる 長野の合宿

即興舞踏で 東部町(現 東御市)を 一日中 踊り歩くときに 通報されないように 傍について歩く 光栄なるお役目

遊気教室を開く前の 実験的稽古を 受けさせてもらったこと

稽古の帰り道 花の香りを 辿って歩いてみようか…なんつって 大の大人二人で 道に迷ったこと

パフォーマンス仕事のあと 河原に 太鼓や笛持っていって 演奏したり踊ったり石拾ったりして カラスがなくまで 遊んだこと

石のこと 虫のこと 顕微鏡でみながら 朝まで 飲んだこと

思い出すと 愉快な気持ちで 笑っちゃう 思い出ばかり

ありがとうありがとう

これからもよろしくね なんて 言ってみる

おっちゃんは そこいら中に満ちて

笑ってる

あたたかな 集いを 作ってくださって ありがとうございました

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