ころりと 手放せたら

指先に
ちょ と 水をつけて
なにかに触れると
粘性抵抗だかなんだか
ちゃんとした名前忘れたけど
水滴は そのものに ちょいと くっつくように 移動するものだけれど
蓮の葉っぱにやっても ならぬ
指から 振り落として はじめて 乗っかる…けど
早くおゆきよ…とばかりに
ころころころころと まるめてたまにして
転がしてしまうのだね
執着のない…なんて
擬人化してしまうのもへんだけど
なんだか たまらなくよいなぁ
そんなふうでいられたらよいなぁ…なんて
己の 真逆さを 思う

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