せとかけ

3月16日の 地震で 欠けた 湯呑

いつも使っているわけではないけれど

ときどき 出して 眺めて 用いたりもしてた

小学一年生の頃 もらったもの

その頃にいつも使っていたのは

内藤ルネさんの うさちゃんのやつ

五十年 ずっと「普段」じゃない

ちょっと 気分変える時の 予備っぽい 位置のまんま

そんなこと思うと 切ない…なんて

またも アニミズム ぶっ飛ばすが

金継ぎするほどの 意欲気力も 今はないものの

そのうちなにか…と

またもや 棄てずにおる 

いつものこと

そういや 茶碗の割れたのも いつもとっておいてしまう

ちちはは は すぐ燃えないゴミに出してたけど

そっと拾って 畠横に 置いてみたりして

…そうすぐに 土に還るものでもないのにな

「せとかけ」て ばあちゃんが言ってた ことばがあった

ことばがあるということは

その存在も なにかしら はたらきがあるかしら なんて 思いながら

こんなもんとっててどうすんだ邪魔だろうが…と 言われることもなくなってるのに

そっと 人々の見えないところに 置いて

そのうちなにか と また あてもないことをおもう

あてのない

しかし そのうちするかも…な わたくしの個人的 

楽しみの部屋に 仕舞う

わたくしの たのしみのため はたらいてくれてる てことか

ははは

ありがとう

今日やらねばならぬことの 最優先事項に 洗濯が来てしまった(父のうんこさんお出ましへの対応が ちと遅れて 漏れあり ぬぬぬ〜!)

がんばれ わたくし!

お湿りだろうが 洗ったるわい

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