泣くほど名残惜しい

まだ遊んでいたくて
保育園から帰りたくなくて おお泣きするRくん
ああ そんなに楽しかったのか
いま のりのりだったのか
全身で そんなこんなを めいっぱいあらわして いいなあ 
切り替えなくちゃいけないなんてショックだよね
楽しいことは続いてほしいよね
どうしてやめなくちゃいけないんだろうね
先を読んだり 冷静に状況判断をすることができるようになって
なんてことなく 乗り越えている瞬間ではあるけれど
楽しいひと時が終わるとき
人と 別れて それぞれの家へ帰るとき
今でも うっすら 喪失感を感じている自分を知っている
だから 分別くさく 仕方ないんだよ また遊ぼうね なんて 取り澄まして言ってるけど
ほんとは おんなじ心持なんだよ
このまま永遠に一緒にいたい・・・と まで いかない人に対しても
互いを ここで 離れ離れにしてしまってもいいと思っている程度の間柄なのか なんて ちょっと さびしく 思ったりする
「さよなら」するまえに こころうなだれたり 無口になったりすることもあったっけね
反対に 寂しさ押し隠そうと 饒舌になったり・・・
すべてが みんな離れ離れにならずにずっといっしょになかよしでたのしくいられたら こんな思いはしなくてすむんだろうか
そんなことを真剣に考えていたこともあったなあ・・・なんて
泣いて なんとか 帰りを引き伸ばす Rくんをみて 
そんな 若く幼い頃のことを ぼんやり思い出した

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  1. akaru より:

    一週間に一度やって来る、うちの孫たちを見るようです。切なくなります。

    • bunbun より:

      akaruさんも 心で さびしくがっかりしながら
      また 次の楽しい時間を 思って 送り出していらっしゃるのですね
      かけがえのない ひとときですねえ

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