「なぜ働く?」 

アラブ首長国連邦に住む HAJIおぢさんが 真面目に 問うてきた言葉
「仕事しなくち 暮らせないほど 恵まれていないのか?」ということで
「神の恩恵 石油」なんか 湧いてこないし 税金医療費そのた 払わなくちゃいけない国だし
ところかわれば 働くことが 美徳ではなかったりするのだろうかね
でも 後から知った話では HAJIおぢちゃんは パキスタン出身で 
車のディーラーかなんかで 成功して・・・てことは かつて働いたことあるはずの人なのにね
働かなくてもいい という「よい位置」を 目指しただけか? 
働かなくても暮らせるなら わたくしは 働かないのだろうか?
やりたくてやっていることで お金をもらって 暮らせたらいいなあ・・・で いまのあれこれなんで(ちゃんと暮らしたてられているかどうかは ちみっと 別)
やっぱり いまの「働き」の部分は そのままやる・・・のかな?
かつて 舞台にただ出るだけのときは 何も言われなかったのだけれど
お金をいただくようになってから 亡き ばあちゃん 母に言ったそうな
「なんでうちのが かわらこじきみたいなことするのだ」と
芸事習い事が 「お嬢様のおたしなみ」だけでとどまらぬことが 恥と感じる こころもちだったのか?
「かわらこじき」は 人を雇う甲斐性も 雇ってもらう位置も 売るものも待ち合わせていないから 
その身・芸を売るしかなかった 卑しいもの・・・だったのだろうか?
見た人が 驚く 息を呑む 笑う姿を見ることのできる喜びに つきうごかされていたりはしなかったろうか?
でも いただく お金は 評価を 目に見える形にしてくれるから うれしいよね
どうしても なさねばならぬこもごもが山積みの現場で
作業なさる ボランティアさんたちは 
労働賃金が 支払われなくても 
とりあえず 暮らしは確保できているからか?
心意気に 突き動かされて「作業」し続けることができるのだろうかね
脳みそ暑気あたりの宵
うたたねで 河原で踊っている夢を見て
愚にもつかぬ事を ぐだぐだ こねくりまわしてしまった

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