かってに思い巡らす 人の日々

昔 電車の窓から見えた 人の家の窓の明かりのなか
わたくしの知らない団欒や 日常があるんだろうなあ
そこにめぐる 一人一人の思いやら 出来事に思い巡らせたら
あずかり知らぬのに そこにもここにも そんな時間が思いが満ち満ちている
世界は 自分の手に負えないほど 途方もない奥行きがある!・・・などと 
なぜか めまいを感じたことがあった
なんだったんだ?あれは
今はあまりそんな瞬間もなくなったけれど
ふと ひとんちの茶の間を みて
そこに生活していたとしたら・・・なんてな 想像に 一瞬もって行かれそうになることはある
今日 かつて よくお会いしたことのある方が 道を行くのを 見かけた
とあるお店をやっていた方なのだけれど
いろいろ事情あって そのお店をやめられた後 偶然に 道でお会いしたら
ちょっと くたびれた感じ・・・失礼だけれど
以前とあるコンサートの招待状を差し上げたことがあったのだが
そのとき「また招待状くださいね」といわれたっけ
以前は「楽しいことあったら教えてくださいね」て 感じだったのに なんか 悲しくなった
で 今日は 言葉を交わすことはなかったのだけれど
なんとなく しゃんと 背筋伸ばして前を向いて ぎゅんぎゅん自転車をこいでいたもので
ああ 震災後 あれこれあったけれど きっと かえって たてなおってきたんだろうな
またなにやら やりはじめたのかもしれないな・・・なんて その来し方行く末を しばし 思い巡らせた
なんつっても ほんの 赤信号停車の間だけでしたけれど
運転中 気をつけないと 思考 もっていかれちゃいますもんね

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