花を見る

みんなこっちを見ている?わたしが みんなを見ている電車や 車の中から見かけて
あの木の下に行きたいな と いくつか 憧れの木がある
んで それぞれ勝手に 名づけたりしている
とある神社にある 杉の木の 中ごろを 枝が包むようにしている「杉抱きの桜」
田んぼにしなだれかかって 田植えのころまで ちょ と 残る「音頭桜」
山の途中に ふ と 一本だけあわ立つように咲く 「泡桜」
まだまだあるけど きりないから やめ
身近な 桜には
あのごつごつの幹の中 何がどう通って あの 花びらを 生むのか
いつも ため息混じりに 尊敬をこめて 触ってしまう
花開く前の 樹皮で 染物をすると 花びら色に 美しく染まるのだ・・・と 聞くとよけいに
樺の あたりをなでなでっとして ご利益に預かろうとしたりする ははは 妙な行為ですが

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