実感わかぬままの一ヶ月

一日 一日 できることをやって
日付が 変わっていた
それだけのことだけれど
それは ず~っと 以前から やってきたことなのだろうけれど
ここ「一ヶ月」は 特別に何か 違っていた
同じ長さで 違う重さだったような
そんな 意味もないことに 気を逸らして
少し 涙を止めてみる
自分が悲しいのではなく
人の悲しみを 薄めることもできぬままでいる自分が 悲しい
そんなことほざく 甘甘な自分も 悲しい

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