美しい朝

あさやけるひんやりと 濡れた土のにおい 
朝5時頃 目を覚まして 
6時30分のバスに乗って 仙台へ
3台あったバスが 2台になっていた
やはり どろどろと黒い 
車や 家が かき混ざっている 田んぼの中を通った
いつもより 平静な気分で 通り過ぎた生きてます
駅から4~50分の てくてくみち
柳の新芽が ぴかぴかで
苔むした 切り株から 
新しい枝が伸びてて
木蓮は 祈りの手を合わせたように 
その姿を あらわしていた
忘れることなく 
痛みを忘れますように思いが届くように
痕を見ても 
痛みが深まりませんように
新しく芽吹く葉のように 
めぐり巡って
癒えていきますように
 
 
 
 

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