慰めが 我慢に変わらぬよう

「すべて失った人に比べたら わたしなんかまだまだ・・・」と 
避難所暮らしを 耐えて乗り越えている方々が 多いと聞く
比較するものではないとはいえ
こんなことぐらいいまだまだ・・・と その場の辛さをやりすごすことは よくある
それが そのもので 済めばいい
でも そうすることによって 自分の不安不満不快を すべて封じ込めて
胸の奥で どろりと沈殿していくものがあることに 気付かないままになってしまうこともあるという
緊張感が緩んできたところで
ほっとして 目の前に切羽詰っていた問題がなくなった後の 鬱々とした気持ち 気力の出なさ・・・てものが 湧出してくるようだ
不平不満を ただ垂れ流せばいいのではなく
ぶちまけておいて それをながめて
あはは こんなこといっちゃっている・・・と 離れた視点で 意識して
落としどころに おさめられればいい・・・のかなぁ?
今自分がやっていることが そんな感じ
もしくは だます 紛らす ではなく 
本気で 現状を面白がったり 取り組む立ち向かうと 気楽になれる
不真面目な自分に 救われる
とある被害の大きかった地区の 避難所のお子(5歳)のことば「おうちは全部流された。お友達と一緒にブランコをして遊びたい。今はおとなもこどももみんな一緒なので楽しい。」
事実を 真正面から受け止めて 
感情を表して 
それに流されること無く
戯れる
この姿勢に 大人も学ばなくちゃ
あああ どうか 健やかに

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