甘く見てました

以前とあまり変わらぬという人もいるが地震話続きで すみませぬ
昨日 やっと不安定ながらも 通じ始めた 携帯電話に
安否気遣ってくださるメール(便乗クソメールも含めて) どが~っと 121件
一回で受け取れず 携帯充電カセットの電池 交換しつつ
涙ながらに読ませていただきました
・・・で そんときどうだったの?と 落ち着いたことがわかってくれた方々から
「ちょっとずつでいいから 教えてね」と 言っていただいたのでそりゃ怖かろう
くだらん話ばかりですけど・・・ 
その日 わたくし あるかもしれなかった仙台での リハーサルがなくなり
部屋で 片付けものしていまして
ぐらり と来た瞬間
ああ この間(9日)の 余震かな なんて
すぐ収まるものと思って たかをくくりまくり 片付け続行
が しかし その横揺れたるや 真っ直ぐ立っていられぬほどしばらくびくつく
立ち漕ぎブランコのように揺れる 部屋の蛍光灯が 天井に当たらないように片手で押さえ
もう片方の手は 高いところにおいてあった ばあちゃんのでかい葛篭を 
落ちないように・・・でも もう どうしようもなく 滑り落ちそうなので
中身を少なく軽くしようと 和服類をバンバン 中から出して 下に落とそうと 場所移動
どしゃどしゃと 落ちる 本のなだれの中
まだつづくのかよ~うそだべ~?なんて 言いながら
ふとみたら さっきまでいたところに
三段重ねの衣装ケースが ごしゃ と 落ちていた・・・間一髪
壊れたもの たおれた箪笥あれど
そんなもの 命に比べりゃ なんてことないです
一家 それぞれに無事
わたくしが部屋で 挟まっているのではないか?と 心配され
あんちゃが 様子見に来てくれました
何でこんな時にこんな中にいるのか?と
ぴち ぷちパニックになり 屋根上で しばし にゃ~にゃ~鳴いて(普段「ぴっちっちっ」てな鳴き声のくせに)部屋に入らず
うっし~は 慌てて 庭を駆け出したまま 二晩戻らず
余震で なかなか眠れぬ というよりも
こんな中 うしは どうやって過ごしているのか なんてなことを思って なかなか寝付けず
ま 二日後に これまた 鳴かない猫だったのに「にぃ~にぃ~」鳴いて 帰ってきて 庭にうずくまり みんなに よかったよかったと なでりまくられてました
まずは 不便さも みんな揃えば何とかなるさ と
創意工夫中です
色んな方々に助けられて ありがたいです
こんななか 便乗窃盗・詐欺とか
「天罰」発言 なんて 大莫迦やろうもいるけれど
人の心根に 灯る 希望の光が救いです

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