身体は正直 

TAP SHOTS仲間 由紀ひめが 
辛そうに肩を触っていたので
どれどれ・・・と触らせてもらったら
あらやだ 肩どころか 頭から こりかたまってる
過酷なデスクワークからきているらしい
ゆっくり ほぐす スペースも 時間も無かったので
ちょちょいと 触っておしまいにしちゃったけど
久しく 人の身体を  ちゃんと触ってほぐすことをしていなくても
なんとなく 指先の感覚って 残っているもんだな
家で 乞われて 肩もみはしていたけれど
意識して 誰かの身体を触って その感じを確認しながら 揉み解そう・・・としはじめたのは
1994年から 6年ほど 長野の東部町(現在は 東御市)にてやっていた アジアマイムフェスティバルにて
10日間くらい 1つところにみんなで泊り込んで
学校公演をしたり ワークショップをしたり 路上パフォーマンス ステージ 神社での公演などを盛りだくさんにやった イベント
日本だけでなく アジア各地から 
その身で語る作品を 作っている人たちが集って・・・楽しかった~
あの日々は 今のわたくしにとって とてもとても 大きな存在
わたくしも 路上パフォーマンスなどは 絡ませていただいたのですが
もっぱら 食当班として あちこち つかいっぱしりして 和ます役(そういっといて 時々切れたりしてごめんなさい)でしたが
己の身体を大切にしている人たちの集まりだもんだから
それぞれ自分の身体についての メンテナンスやら
自分の身体との 会話方法を得ている人たちばかりだったので
いろいろ学ばせてもらったのだった
互いにマッサージしたり 触った感覚を確かめたり
それによって相手が起こす反応を 自分なりに分析させてもらえたのだ
結構 わたくしのマッサージ・・・効果大で 好評いただき
マッサージの能力開発の可能性あり!と そそのかされたりした
でも自分は 乗っているときとそうでないとき
好きな人へやるときと そうでもない人にやるときの 自分の中での 落差が大きすぎて きちんと学ぶには至りませんでした
とある人の身体を触った状態を 喋っただけなのに その子が「どうして私の悩みや 思いがわかるの?」と 何故か泣かれたり
すんごくいい子だ~と 思っている子をマッサージしていたら 自分も気持ちよくなって
触っている指先から なにやら ぎゅるぎゅるんと 気持ちのいい うねりのようなものが 身体に流れ込んできて
二人して 一瞬 恍惚~と 気を失うように 座っている椅子から 崩れ落ちたり・・・
あの時は 不思議な体験 なんて思ったけれど
思考やら言語で あてはめようとして
今ある 生活形態やら 思いが引き起こす 身体の所作 力加減によって形作られた 肉体の形・状態そのものに気付かず 見過ごしているだけで
本当は 身体って 触れば いろんなことがわかるもののはずなんだもんね
そんなことを ふと思い出して
また ちゃんと 触って確かめてみようっと と 思ったしだい

コメント / トラックバック 2 件

  1. スコブル より:

    その節はお世話になりました
    アジアマイムフェスティバルが終わって早いもので
    もう10年になるんですね
    あの厨房はしんどかったけど
    自分の宝物になりました
    森はあの頃から自然体で変わってないなあ
    凄く素敵だと思います
    ネットのこっち側からだけど応援しています
    あと年賀状ありがとう

    • bunbun より:

      スコブル様 こちらこそお世話になりました
      ・・・で、「スコブル」様て 〇っちゃん?
      達者でらっしゃいますか~?
      あの時の 人と人が 構えずに向き合うということ(構えて装うことによって巻き起こる様々な軋轢も含む)を 濃密に経験させてもらった 日々があったからこそ 今がある と 思ってます
      うぐぐ て思ったことも わ~い!て 思ったことも
      すべて 大切な大切な宝物
      これからも 宝物のような時間が やってきますように~
      コメント 応援 ありがとうございます

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