私の中の耳石

本日 東北大学病院 耳鼻咽喉科 検査&診察
以前の検査結果も 合わせて
いよいよ 補聴器の話にでもなるんかいな?と 思いきや
別段そういう風でもなく
耳の奥にある でんでんむしみたいな 蝸牛(かぎゅう)なんちゃらとか
耳石器とかいうあたりの図を示して
そこの性質、考えられる 不調の部分など
今まで ざっくり 若衆医者が 言ってくれていたことを 
わかりやすく 説明してくださった
ナイス 川瀬せんせい(名前うろ・・・)
「カタツムリ状のところを 伸ばして長くするとね・・・」と聴こえの 周波数を担当する細胞が並んでいる話
入口のあたりの高音担当が 一番弱いところで 
高校の頃に痛んだのは おそらくその部分で 
それは 加齢によっても 少しずつ痛んで 奥のほうへ進んでいくものであること
一度駄目になると 再生する細胞ではないこと・・・など 本当に 納得できた
こういう話を求めてたんだな わたくし
音楽のこと、倍音のことなど言った後
補聴器で 苦手な音域を補強しても 必ずしも 心地よい聴こえになるわけではない話
音楽的には かえって ハーモニーとして 聴こえてこなくなることもある・・・と
まあ そんなこんなあれこれ の後
2~3ヶ月にいっぺん もしくは 半年にいっぺんくらい 定期的に検査して 様子見るくらいでいいのではないかな?と いう落ちつきどころのようでしたが 
仕事の情報の取り違え 聴こえづらさについて 懸念があるので
補聴器を試してみたい・・・と 言ったら 紹介状を書いてくださった
微調整についてとか あらゆる面で 一番良いのでは?と 先生が 思われるところだそうで
病院内の 補聴器外来ではなかった
説明のしかたなど とにかく 信用でる安心感があったので
せんせの紹介してくださったところに 明日 行ってみますわ
しかし この頭の中にも 「耳石」と 名のつく部分があるってことが嬉しい
魚と違って 固い 石ではないとしても
煮ても焼いてもそこだけ 普遍で 生きてきたすべてが記録されている 美しい 白い石と 思い浮べるだけで うっとり
集めた 数々の 耳石ながめながら
これを 耳の中に入れて 使えたらどんなにいいか・・・なんて思う

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