走る

走るのが好きだった頃があるのなら 思い出したいものだ以前 わたくし 運動会が 苦手だった話 したことあると思うけど
走るのも 好きではなかったんだろうか?と ふと思う
『はしるのだいすき』という歌を 幼稚園で歌いながら けっ・・・なんて 馬鹿にした覚えはある
めんこくねえ 幼児でした
お子たちって 概ね 走るのが好きで
待て待て~ なんつって 追いかけると もんのすごく 嬉しそうに きゃ~!なんて 笑いながら 逃げ走り出す
何かのためにではなく ただひたすら 走りたいためだけに 走る光満ちる
そうじゃない子も いるはずなんだけど 滅多にお目にかかれないなあ
わたくし その「滅多にない」だったのか?
長じてからは更に 何かのためにしか 走らなくなったし 
その走りは それ自体 ぜんぜん嬉しくないんだ
でも過去に「走りたい」と思ったことが 記憶の中で 一回だけあって
それも 数年前くらいのこと
理由はわからないけれど なんだかわけもなく嬉しいような 興奮した気持ちが あふれ出てきて
どうしていいかわからなくなって 走りたいっ!と 
思い立った 勝山公園から 仙台NHK前を通って 錦町公園あたりまで
だだだだだだ~と 走ったんだ
そこらへんで ちょいと息切れして
自分の いきなりな行動の 愚かさのような気恥ずかしさが 生まれて やめた
嬉しい~!だの うずうずわくわくの発露として
言葉や 行為が見つからないときは 走っちゃいたくなるのかな?
いつも あ~だこ~だ ごちゃごちゃと 言葉につなげて ゴタク並べがちだもんな 
そんな わたくしには とうていできぬ 
すこ~んと 晴れ上がった空のように 満面の笑みで ひたすら走る お子達が まぶしいや
今週末 いい運動会になりますように

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