茶の間で蛙

このむっちりさんめ一昨日の夜 降り始めた雨に そわそわ外を見ていた 牛太郎
何か来てるんだろうかねえ・・・なんて あんちゃと二人 うっし~の 後姿をみていた
ガラス戸をあけると すわっ と ばかりに飛び出して しばし 帰って来ず
よそ猫侵入阻止に出動かなあ?と おもいきや
小走りで飛び込み戻った うっし~の口元に びょんびょこ 蛙
わあああああ~!
殿様?けっこうでかい
口から放した瞬間を すかさずとらえて けろちゃんに 逃げていただくべく 庭へ出る わたくし
なんだよおおお~と ばかりに 後追いで うっし~も 駆け出す
すまん ゆるせ
まったくもう かんべんしてくれえ と 茶の間に 戻った
程なくして 再びうっし~ こんだあ もちっと 痩せ蛙 あむっとして 入場
だあからああ~なんつったって聞き入れる うしじゃなし
今度は あんちゃやってくれと思ったのだけど 
どうもあんちゃ あまり 蛙に触りたがっていないようだ
昔散々捕まえたりしてたはずなのに 「なんかこのごろ あまりさわりたくなくなった」だと むうう
しょうがねえなあ などいって またもや わたくし けろちゃんつれて 庭へ
うっし~もまた 出る
なるべく捕まらないように と 願いつつ 放す
「あやちゃん いなかったら うしが 蛙咥えてきても どうしようもないかもね」なんてなことまで言う
帰宅したとたん 家の中に蛙いるから よろしくね・・・なんて 言われそうだ
互いに快適に暮らせるなら 家の中に 蛙がいたって 一向に構わないのだけど
やはりそうはいくまいね

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