流されることなく

かぼそいけどしたたか昨日 宵の口あたりに 
地鳴りまでしそうな程 激しい雨が 突然 降り出した
大きなダンプカーでも通ったのかと 一瞬思って
でも 猫穴からの 風の流れが変わったから
ああ わたくしにも聴こえるほどの 雨の音だったのか と 驚く
階下に降りると ぴち も なんだなんだと 警戒しつつ 閉めたカーテンの外を見たがっていた
んで 真っ先に 畑の蛹のことを思い出した
この激しさに か細い 支えの糸は 大丈夫なのだろうか?なんて
今朝 起きてすぐ とるものもとりあえず 長靴はいて 外へ出ようとする わたくしを見て
ちちははが 「病院へ送る予定 忘れてないよね~?ご飯も食べずに 何してんだか~」と 不安げなのを やりすごし 畑へ
こわごわ おなじみの場所を 覗いたら・・・強力粘着
なにごともなかったように おわしましまし・・・ほっ
か弱そうな 柚木の 黄緑幼ちゃん 二匹も 大体同じ場所にいたし
今からどうすんだ?てな 柚子葉っぱの ナミアゲハ卵ちゃんも 全く動じずに くっついたまんまだし
ああ 今まで 何千年も何万年も?こんな感じにやってきている先輩たちなんだもんな と
ちっこい心配に あたふたする 自分が ちょいと 恥ずかしくなった

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