本屋で迷う

ここしばらく 買おうか・・・いや 今日でなくてもいいか・・・と 迷ってる本『葉っぱで見分ける樹木』(確か小学館) 
まだあるかな 買おうかな いやまてよ 金銭的に 来週の方がいいかも と また 現物見ながら 迷おう・・・と 本屋に行った
棚のところで 手に取ったり戻したり うろうろしていたら
ふと 声をかけられた
本の上に 免許証を出したその女性「あの~ これ 私の証明書です」
?わかりますけれど何か?
「身分を証明して お願いがあるのですけれど・・・この本にすごく興味持ったんですね 私」
はあ・・・綿谷りさの『勝手にふるえてろ』ですか
「それで お金持ってなくて 貸してもらえないかと」
んあ?わたくしがあなたにお金を貸す てことですか?まてよききちがい?も一回言って頂けます?
「あの この本にとっても興味持って・・・お金貸してください」
わわわわ びっくり! わたくしあんまりお金持ってないもんで
「私もあんまりもってないんですよ」
いやね、この 綿谷りささんてかた、話題の人ですし 当分この本なくならないと思うので 次回 お金持ってきたときに きっとまた本屋さんで巡り会えますよ。今読みたい気持ちはわからないでもないんですけど ごめんなさいね 協力できなくて
「やっぱりあやしいですよね こんなこといって」
いやいやそういうことよりも 今わたくしとしては ごにょごにょ・・・とか言っているうちに
その人は 諦めたように その場を去っていった。
う~む 実際 お金持ってたら 貸したんだろうか わたくし?
貸してくれそうに見えたんだろうか?
いろいろ 考え込んでしまいましたわ。
お金貸すときは「くれてやる気持で貸さにゃいかん」と 言われてますが
とある 生活に困っている という方々に金を貸し
生活保護の中から 返してもらったり
障害者保険が降りたら・・・つって 返してもらったり
鬼か?
いや 返そうとしてくれる その方々の 心意気 自尊心に賭けたんだけど
ちゃんと返していただいちゃいました 
つうか ありあまってないんだもん 困ったりもするし やはり返して欲しいもん。
あげたい人には あげる っていうだろうし。
そんななかで ある時 とてもとても困った状態に陥った人がいて
すごく親しいわけではないけれど ま ちょっと関わりあったことがあって
わたくしに言ってくるくらいだから そりゃもう にっちもさっちも行かなくなったのでしょうね・・・などと あれこれ思いめぐらせて
たまたま ギャラ振込みがあったばかりで 羽振りがよかったもんで
言われた以上に とりあえず 貸した
もう 生活に困っていないような様子なのに 二年くらい うんともすんとも言ってこない
・・・んで 焦れて ちょ と ずつでもいいから 返してもらえると ありがたい・・・と メールしたら 「まだ 返せない」と
こっちが 言い出すまで 音沙汰なし(とあるところで ばったり会っても おくびにも出さず) てことで ちょいと がっかりしたりしたもんで
あなたさまからは ぜってえ 返してもらうけんね!と 思う
結構立派なことやってる様子なんだけどねえ
立派そうなこと言ったって 心根の問題って おっきいぞ・・・なんて 鬼なこと思う
あ~なんか 余計なことまで思い出しちまった

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