飯の友

この6,7倍は まだ畑にご飯を引き立てる といったら 紫蘇の実の塩漬け
いつも 青しその葉っぱと 実を 別々に漬けて
一年後の新米の季節に 出して楽しむ
が、去年 父の抗がん剤療法やら あんちゃの入院やら どたばた続きで
紫蘇の収穫の季節に 全く 何もやらなかった
紫蘇ばかりが わさわさはえた畑は そのまま 枯れるに任せて 冬を越したのだったな
おかげで 縦横無尽に生えた 紫蘇が 今年も 大豊作
紫蘇と共に 作物遊びを わたくしが させてもらっていたので
ちちもははも 紫蘇収穫にさえ ノータッチ 「めんどくさくてたいへんなんだもん」だと
んで 今日 ひと畝の三分の一くらいの紫蘇を 整理するべく 葉と実を採った
縞蚊がぷんぷん やってきたので 場所移動しつつ・・・でも 追ってくるもんで
だんだん雑に 実と葉をいっしょくたに かごにぶち込んでしまい
その後 選り分けに 泣き 入っちまいました
「こんな小さい葉っぱのところまで とるこたあないんだ」・・・だって せっかく実を結んだのに(父は いつも てっぺんの 大きいところしか とらないとか)
葉っぱも実も 一緒に漬けちゃってよかろ?というと
「まったくおまえは せっかくの 立派な紫蘇がだいなしになるようなことを・・・水っぽくなって びしゃびしゃするだけで良くない」とか
「もっと 深いざるあるから それでやらないと こぼれて大変」とか
茶の間で 作業してるよこで ちちははのアドバイス連呼
わたくしの 額あたりに「しぇずねえぇ~(うるさい という意味・「静無し」という 宮言葉からきたらしい 方言)」という 文字を読み取ったか
ははが「外野うるさかったね」など すまなそうにいいつつ 深いざるを 出してくれた
ネバーエンディングストーリー・・・てくらい 終らないかと思った
でも 何時間かかかって 無事選り分け終了
「今年は あんたがつけてくれるようだから ふるいの出すか。去年はつけてなかったから 二年前のだけど」・・・と
惜しんで 出さずにいた 紫蘇の実漬け 夕食に出現
せっかくのだいなし・・・に しないように 美味しく漬けましょね

コメント / トラックバック 2 件

  1. akaru より:

    家内に読んでやりました。
    笑いながら、「わたしもそれ好き」と言ってました。
    家内、田舎育ちです。兵庫県は但馬、出石(いずし)出身。

    • bunbun より:

      先ほど 洗って水切りしておいた 紫蘇の実を 無事漬けました
      森家代々のやり方ではなく 濃い塩水熱湯にくぐらせた後 あら熱とって 塩をまぶす・・・という 母友人方式です。
      やはり 気が気でない母が 横で あれこれそれこれ 口出しまくりでした。
      それはそうと CD代金 遅くなっていてすみません
      振込みできるところにいけず せっかく住所を 教えていただいたのだから お手紙かこう・・・と書いたものの 投函せぬまま 持ち歩く体たらく
      なんにもなりませんね
      後日 かならずや お届けいたします
      KOBECCOの 出石さん・・・そういうわけだったのですね
      石に絡んだ何か 由来あっての命名かと 勝手にあれこれ想像しておりました

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