ぬかるみはまってさあたいへん

15時半くらいには 帰宅できそうだったのに
35℃なんて 高い気温の割には 乾いた風が 心地よくて
稲の香りや 葛の花の香りや
ややや 柚香菊が咲いてる~
青鷺も舞ってる~・・・とね
要するに 浮かれちまったんですわ
ちみっと 気持ちが しおれそうなことも あったはずなのだけど
まあそれもこれもさておき
突如 河原に行きたい!と 自宅通り越して 福島から流れてくる
隣町 丸森の 阿武隈川ライン下りの船着場へ
以前 ここから 河原に降りさせてもらったことがあったので 車停めて 再び お願いしてみた
「河原!?草ボーボーだし 降りられるかしら?それでも良いならどうぞ」と いぶかしげながらも 快諾いただく
しかし はじめに 河原の石 調べたいのですけど・・・など ちいと 学術的ないい方して 照れてしまい あ・・・いや 調べるつっても ただ見たり拾ったりすんですけど なんて 言い直して 怪しさ 倍増し
閉館まで 一時間てことだったので その前には 戻ります と
河原へ降りる ドア 開けていただいたあの橋渡ってきました
泥んこな処3メートルほど行けば 砂利のあるところへいける
ああ 前もそうだったっけ と 足を踏み出したら むにゅ と 柔らか感触
重心気をつけないと 深みにはまるから気をつけなくちゃと思った次の瞬間
もう一歩踏み出そうと 片足に重心偏ったとこから ずぬぬぬぬぬ~て はまりましたがな~!
づおああああ~! 誰もいないのをいいことに 叫んでしまいました
いつもの 雪駄で行ったわたくしも 大莫迦ですとも
しかも 弱ってぺろぺろ雪駄 あああなんかこりゃ駄目になるな予感的中
足だけ抜いて 泥から雪駄 救い出すも 半分以上 底のアメゴムと上の部分 剥離
やけくそで はだしになって ぺろんぺろん雪駄を手に持って貝もいた
どろどろ粘土様地面 どぶりどぶり歩く こうなったら意地だわ
砂砂利岸辺で 雪駄しゃばしゃば 洗って 
持って行った シャベルと 篩で 川岸じゃこじゃこ 掘ってみる
ま、目新しい 石を期待したわけじゃないけど
おなじみの 玉髄っぽいのや はえもの系 層状のを幾つか拾う
こんだあ ゆっくり 長靴持ってこようっと なんて いい気分になったものの
戻り道の ぬかるみのこと 思って 一瞬 気持ち 萎え萎え
かといって 河原に生活する気なんぞ ないわけで
ペロンペロン雪駄に 気休めの 輪ゴムで縛って いざ行かん
が、やはり つうか 案の定つうか 一歩目で どぶ~り はまりました
食い物くれるのか!?でも 一歩も退くわけいかんぢゃ~!など 鼻息荒くして
再び はだしになり どろりべろりにゅるり と 歩きましたとも
んで、泥の間を 一筋さらさら 流れる 小川があったので
泥 踊らぬよう 上澄みで そろそろと 雪駄と 足洗って 手拭で 足をぬぐい
コンクリ斜面に ひょいと乗って なんとか戻った
いつもは 川辺にぷかぷかしてる かもちゃんたち もう 囲いの中に入っていた
わたくしの姿見て 一斉に立ち上がり ごわぐわ 言い出したので
何か?言ってる意味わかんねえっすよ なんて話ながら 写真とって顔上げたら
建物から ちらちらこちらを見ている おぢちゃん(もしかしたら 船頭さん)
もしかして 川辺の叫びも 聞こえてたかも・・・恥
受付窓口の方に ご挨拶して 辞す
石拾ったぞ~の気分より よく戻れたなあ・・・の とほほ感 満載
ま でも 楽しかった あは♪

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