全う

あなたの声はきこえぬけれど 生きてたこと しかと うけとめました長かった とか
短かった とか
悔やむこともなく
ひたすら 待って
出でて 
生きた
今は奏でぬ 声の分だけ
軽くなったのか
それでも 何一つ 過不足ないその姿
手のひらに 軽く 重く
命が 確かに 在った証を 受け止める

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