朝の過ごし方

押入れに ひっそり 休んでいてもも少し右
人が通りかかったら 背中を描けと いい
やめて欲しい頃合いがわからぬ 馬鹿な人間には 
噛み付くことも辞さぬ
まったくもう・・・と 乱された部分の毛づくろいをして 再び きれいな布団の上へ。
かたや 布団の上も 石の上も 土の上も 
わけ隔てなく 寛ぎ
呼ばれても 自分のためになるわけじゃないことを 瞬時に見抜いて
とりあえず 一瞥のみ 土もベッドさ
雀から 景色とみなされても とりあえずは 余計な運動はせず 目を閉じる
うちのねこさまたち けさも わが道 それぞれ

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