飴がほしい

ちょっと前まで 飴は 砂糖で作るものだと思っていた。
麦芽糖とか 芋飴 てな名前は 砂糖を煮詰めたものに 麦の汁(?)やら 入れると思っていたし。
でも『飴と飴売りの文化史』牛嶋英俊 著(弦書房)を読んで 目からうろこぼろり
「穀類やイモ類など、植物のデンプンを酵素で糖化して作る」とな。
最近 話題の トレハロース・・・合成甘味料かと思っていたらば
じゃが芋やトウモロコシのデンプンから作られた糖類の一種なのだと。
古の 甘味への渇望 創意工夫に 思いをはせる。
ふと ツツジやサルビアを つまんで 
花の蘂の元に溜まった 蜜を吸って
こんなところに 美味しいものがある・・・と わくわくした日々を 思い出した。
暴力的でない 優しい味 
舐めたくなった
そういや 麦芽糖水あめ 戸棚にあったなぁ

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