日本人として

言葉の持つ匂い・色・舌触りみたいなものを 愛しいと思う割には 
うっかり ぞんざいに 何気なく使ってしまうことが多い。
そんな ふとどきな わたくしに 時折パンチ喰らわすが如き お方がいらっさる
大韓民国の 柳 明烈(Yu Myong Ryor ゆぅ みょんりょる・・・て発音が近いかな?)先生だ。
わたくし過去に ちょいと熱心に 韓国語を学ぼうと努力していた。
・・・なもんで 数年前 角田に「韓国から 日本語教師にならんとす・・・て人を 研修で迎えるプロジェクト」が立ち上がった時 声をかけてもらった。
まあ いつもの角田天神アジアバザールの仲良し おぢちゃんたちが中心だったので「ちょっとかんでけろ」てなノリですけど。
20人近い 日本語教師なりたて、あるいは未満・・・しかも別の外国語を専門にやってきたのに、教育内容改変のため不本意ながら日本語教師に・・・て人がほとんど・・・を、あっちの施設案内したり、食べ物に屋に誘導したり、軽い通訳したり(重いのはできない)、すったもんだの 泣き笑いツアーご一行様でした。
で、それ以来のメル友なのですが、「熱心」という言葉が形になったようなお方
「問題な日本語」大修館書店・・・あたりでも話題になってる ファミリーレストランや コンビニエンスストア言葉「~の方(ほう)」を使用するとしないとの意味合いの違いにはじまり、「てりゃ」の用法比較(早くやってりゃ・・・と、サルも煽てりゃ・・・の違い!)、戊辰戦争に関係のある「東学史」に記されてる古文らしきものの要約。
今日なんて「をちこち」(日本文化交流基金のサイトのニュースレターの題名だとか・・・)が何故「おちこち」と表記しないのか・・・などなど。
おかげさまで あまり気に留めずにいた 日本語のうらっかわにくっつく意味や 歴史をひもとく機会をいただいておりますわ。
質問に答えた後にいただいたお礼メールに 
「口卒 啄(そったく・・・初めの字は「口」偏に「卒」の部首の一文字&啄・・・変換できませんでした)同時を 思い 感謝の気持ちに胸が熱くなりました」・・・と。
「そ・・・そったく?」すぐさま辞書を引いて意味を調べる日本人ありき。
これからも勉強させていただく所存でござ候
最近 売れてるらしい「日本人の知らない日本語」 蛇蔵&海野凪子 著・メディアファクトリー・・・そうそうあるある!と共感して読んじゃいました。

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