読み心地 心触り

読書 好きだ。
活字中毒なくらい いつも文章を 追っていた。
でも ここのところ 心の体力みたいなのが 衰えたのか、なかなか物語が 読み進めなくなってきた。
物語世界に翻弄されるのに へとへとになる。
ノンフィクションだとかえって 「へ~こんなことがあるんかぁ」と 距離を置けるのに、物語には飲まれるってなんだろ?
まあ 飲まれたくて読むのが物語なのかも。
いいこと書いてあっても、言葉の選び方や 持って行きかた・・・私好みの 読み心地というか、気持ち・心に触れる感じも大きい。
物語の力・・・わかるんだけど、それを信じすぎて突き進んでるような 書き方のを読むと、信仰心の揺るぎない信者の お構いなしな説得を聞かされるような 暴力的なものを感じる。
心が疲れてんのかしらね。
最近 読み心地 気に入ってるのは
長嶋 有さん
穂村 弘さん
奥田 英朗さん
宮田 珠己さん
・・・あたり。
誰か 白洲和子さんや ナンシー関さんみたいな、スカッとする切り口と 落としどころのもの・・・書いてくれんかなあ。

コメント / トラックバック 2 件

  1. ままや より:

    こんにちは!長いことご無沙汰してしまいすみません。連絡しなきゃしなきゃと思いつつ、連絡いただいてしまいました。ホームページとブログはじめられたのですね。わたしったらアドレス知ってたかしら?っていただいた名刺の企画名を検索して辿り着きました。これからはここにくれば森さんの近況を伺いつつ独特の詠み心地の文章にも触れられると思うとうれしいです。
    わたしは今ちょっと読めない本を作っています。それが終わったらあらためてまたメールしますね!取り急ぎメールのお返事代わりにこちらへおじゃましました。ではでは。

  2. bunbun より:

    ああっ!ままやさん。
    うれしい!
    こちらこそご無沙汰してごめんなさい。
    読めない本・・・なんだろ。見たいな 触りたいな。
    何度も言っちゃうけど、わたくし ままやさんの作品に漂う そこにいたはずの人が消えうせた感じの 喪失感のような 冷やりとした色気みたいなもんに ドキドキしてしまったのですわ。
    舞台装置手がけたりしてるからかなあ・・・。
    なんかね、登場人物だけが作り上げて完結してる・・・て作品の良さとはまた違った「誰か!」と呼びかけたくなるよな 「いやいや私がそこのいすへ座ってその人の帰りを待つわ・・・」てな こちらにこっそりひらかれた隙間を 感じちゃったんでしょうか。
    でもさばさばとした 語り口やら 草草を愛でる柔らかさや 私に 過ぎたる言葉で勇気百倍感じさせてくれちゃう 懐広さから 「もっと違った味わいのも作ってるはずだ~」と わくわくきたいしちゃってます。
    あ そうだ、こちらにリンク貼らせてもらって、いろんな人に ままやさんの作品や あったかな人柄を知ってもらいたいっ!・・・つっても、わたくしのサイトって そんなにひとがみるもんでもないみたいですけんど。
    こゆことって 直接交渉しろって感じですね。
    んではまた

コメントをどうぞ