その委ねた前足の
ささやかな重みが
二の足を踏む わたくしの 背中を
ぽんと 押す
重々しく 語ったところで
所詮 たった それだけのことで
踏み出せる
軽々しい 思いなのだ
あはは と 笑って
歩き出す
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