抜け駆けない

夕方 父おでかけ、母は 明日の病院検診のこともあるし 気がそぞろってるのか
「夕食なんか やっといて」と お達し。
辛いもん 奇をてらったもん アジアンなもんなどが 苦手な父がいない間に 冒険メニューもおっけだよ・・・なんて母の 思惑もあったようだけど、
父居ないからって これみよがしに 腕振るうのもなあ・・・と 躊躇。
無難にいくいか と 支度してたら 出かけんとす父「何 ごちそうつくってんだ?」と 覗きこみ。
ご馳走なんてそんな 父がいないときにしないよ。ひじきの炒り煮と 薩摩芋のごま塩金平 千切り白菜・魚肉ソーセージ・トマト・コーンのバジルコールスロー 鯵の塩焼き  じゃが芋・豆腐・ねぎの味噌汁 十六雑穀ご飯・・・てな ラインナップ
と 言うと ふ。なんて少し 安心したような顔して 笑って「いってきます」と 出かけていった。
わかりやすくて めんこい父だこと。
魚奉行・父が見たら 非難囂々な 鯵捌きではあったが
あんちゃから「上品な焼き方だね」なんて よくわからん お褒めの言葉もいただき
耳石も 見つけられたので 満足
父のいる時に ご馳走作ったりまひょ・・・とはいったけど、わたくしのいう「ご馳走」は 警戒されてるので そう嬉しいことでもないみたいだ ちっ

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