
手強い本 とか
難解な…といってたのが 実はこれでした
「なぁんだ」と 思う方もおられることでしょう
全ては わたくしの 物知らずと 読解力の足りなさですけど…
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「コロナ禍」と 言われ始めた頃
#7daysbookcoverchallenge は
不要不急の外出 自粛など
鬱屈 混乱の中で
お家滞在時間を 楽しもう
読書文化復活させよう
…という流れ
どなたが 始めたものか わたくし存じ上げませんが
もともとは 誰かから バトンタッチされて バトンタッチしてゆく タグ付けしたりする 7日間…という やり方でした
本の表紙のみ紹介だったのは
著作権の問題かな?
いろいろ 制約あったのだけど
己の読書記録のために
制約取っ払い
#7daysbookcoverchallengeSpinoff と 題して 続けて
7年目もやります
7daysbookcoverchallengeSpinoff2026
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その29
文春学藝ライブラリー 思想2『保守とは何か』福田恆存/浜崎洋介 編(文藝春秋)
何かの本の中に 出てきた 論争について
「他者を否定しなければなりたたぬ自己といふやうなものをぼくははじめから信じてゐない」という くだり
そして これを記した人が 福田恆存(ふくだつねあり)という人だということ
それが 読んでみようと思ったきっかけ
いや まんず 旧仮名遣いで 難しくて 調べしらべでないと あまりにも分からなすぎて 読み進むに 時間かかりまくったわけです
年代順に 並べてあって 最後の章は 昭和五十五年に 書かれたものなので
まぁまぁ 読み進みやすかったけれど…
なかなかに 理解に届かないこと多かったけれど
書かれていることは もしかしたら とても 普遍的 本質的 といえるものなのかもしれない
ところどころで
あっ それって そういうことなのか!わたくしの中にも なんかそんな感じの思い あるってばよ と 響いたりもして
何度か 読み込んでゆけば もっと 腑に落ちるのかもしれない
再読を ほとんどしない自分ではありますけど
これは また のちに 開きたいかも…
聖書にも出てくる 百匹の羊のうち 一匹が 行方不明になって それを探しに行く 羊飼いの話…てのを
「善き政治はおのれの限界を意識して、失せたる一匹の救ひを文学に期待する。が、悪しき政治は文学を動員しておのれにつかへしめ、文学者にもまた一匹の無視を強要する。しかもこの犠牲は大多数の進歩との名分のもとにおこなはれるのである。」
「一匹を救ひとることができたならば、かれはすべてを救ふことができるのである」
それ ユニバーサルデザインのことなども 浮かんだよ(違うぢゃん!とか 言われるかな?)
戦後の 自衛隊成立について 合憲か 違憲か という 論争があったことについても
「私の危惧する事は、事なかれ主義の保守的リベラルが坐り心地のいい日本人的防衛論に凭れ掛かつて時を待ってゐるうちに、再び右か左かの軽佻浮薄な全体主義が吾が自衛隊を『人類普遍』の国防軍として救出、奪取する時がくるかも知れないといふ事である。」
…て こりゃ今のことですか!?
まいったな
実は「民主主義」って 話あってもかたがつかぬ対立を処理する方法で 唯一 最善のものでもない 勘違いしちゃいかん…て
へえぇ と ちょっと 認識違いであったことに 気づく
ものは ただのものとして ではなく
心の棲家にもなること
合理に走りすぎると失うものがあること
…など 響いた
誤読もあろう
でも 誤読をも 生み出す 懐の深さなのかもしれない
福田恆存さんの 戯曲ってものも 覗いてみたいや
深く深く 考え
言葉につなぐに当たっても 慎重に 選んでおられた方なのだなぁ