7daysbookcoverchallengeSpinoff その67

22年前に 出版されたというけれど

第31刷発行は 先月というから

あとがき的なところに寄せられた 高橋哲哉さんの メッセージも 先月あたりに書かれたと思いきや…

それも 22年前に 書かれたらしい…

今のことかと思った

それがまた 恐怖でさえある

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#7daysbookcoverchallenge という流れがあった

コロナ肺炎という 未知のものに 人々 おたおたして

コロナ禍…てな言葉も生まれ

外出の制約やら 自粛始まった 混乱のあたり

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

なるべく楽しく快適に乗り越えようではないか という流れが始まった(言い出しっぺについて わたくし存じ上げませんで)

もともとは 誰かから バトンタッチされて バトンタッチしてゆくもので

7日間

本の表紙のみ紹介だったのは

著作権の問題とかもあったからかな?

受け渡してくれた人や 受け渡す人を タグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

#7daysbookcoverchallengeSpinoff と 題して

己の読書 記録的に 続けてる

6年目かな

懲りずにやるよ

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その67

『茶色の朝』フランク・パヴロフ 物語/ヴィンセント・ギャロ 絵/高橋哲哉 メッセージ/藤本一勇 訳(大月書店)

「寓話」と 括られるけれど

絵空事ではなくて

まさに今の ちょっと まずくない?という 流れにも通じている

はじめはちょっとしたこと

たとえば この本のように「茶色」が よし

とされること

そういうものだから と 違和感を流して

流れに逆らわずいれば 安心を得られる

いつの間にか 浸されていく 全体主義 ファシズム

フランスで 茶色は ナチスを連想させる 色なのですて

排外主義差別主義国家主義…

そんなものが自分に ふりかかるまい と 安穏として 思考停止してしまう 

怠惰 臆病 自己保身こそが ファシズムや 全体主義を 成立させる重要な要因である…ということ

安心のはずが 

ふとしたことで 排斥される矛先が 自分のところへも 向かう…

高橋哲哉さんが 物語を読み解きながら 書かれた文章の下…ページごとに

大切…と思われるキーワード?が 書いてあって

ちょっと 粋な編集なさっとる!と 思ったりした

「フランスの政治を動かしたベストセラー寓話」とある

この一冊に 突き動かされた フランス国民の 懐の豊かさ 希望の光を思う

薄いけど 

熱く 分厚く 深い 一冊でした

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