7daysbookcoverchallengeSpinoff その63

電脳界では

アクセスした サイトの傾向や 用いた言葉を 拾い上げ

「こいつこんな感じのものに心惹かれるらしいぜ」てな 分析したりもして

宣伝 情報を 流してよこすのであろ

この本も そんな 見透かされの挙げ句に 広告が流れてきて

まんまと 買っちまった 一冊

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

#7daysbookcoverchallenge という流れがあった

コロナ肺炎という 未知のものに 人々 おたおたして

コロナ禍…てな言葉も生まれ

外出の制約やら 自粛始まった 混乱のあたり

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

なるべく楽しく快適に乗り越えようではないか という流れが始まった(言い出しっぺについて わたくし存じ上げませんで)

もともとは 誰かから バトンタッチされて バトンタッチしてゆくもので

7日間

本の表紙のみ紹介だったのは

著作権の問題とかもあったからかな?

受け渡してくれた人や 受け渡す人を タグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

#7daysbookcoverchallengeSpinoff と 題して

己の読書 記録的に 続けてる

6年目かな

懲りずにやるよ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

その63

『ミャンマー、優しい市民はなぜ武器を手にしたのか』西方ちひろ(ホーム社発行 集英社発売)

息を呑む

息を詰まらせる

知らずにいてごめんなさい と 思ったり

知ったからには なにかを!と 燃え上がったり…

心揺さぶられた

ミャンマーにて 仕事をしつつ 

現地の方々と しっかりと 信頼を築きながら 暮らしておられたからこそ ここまで 書き伝えてくださることができたのであろ

情報分析整理だけではない

日々あること

そこに生まれる感情

生まれる動き

俯瞰と 実感…すごいルポルタージュだ

既得権益のための 横暴

軍に 政をさせてはいけないものだ と 思う

民主化闘争への 思い

あくまでも 平和的に

ユーモアさえ忘れることなく 耐えて

しかし 抗ってきた やさしきひとたち

サイレントデモ

国連は 戦争が とんでもない破壊しか生み出さないから 仲良くやっていくために…と 戦後に生まれたはずなのに

何故にここまで ミャンマーを救えずにいるんだろか

様子見 とか

当事者たちにまかせる とか

日本の政府の発言が

ただ単に そこを応援すると バックについてる 中国アメリカロシアあたりを 怒らせちゃうかもしれないから 余計なこと言わずに黙っとこ…てなかんじにしかおもえなかったりして

なんか 小狡い というか

恥ずかしくなる

そして いつも 争いごとの根っこあたりに かつての 植民地主義の影というか 置き土産というか 置きうんこみたいなものを 感じる

ウクライナは支援してもらえるのに ミャンマーは 声を上げても 取り上げてもらえず「国際社会は助けてくれない」から

あくまでも平和的 抗いに徹していたけれど

もう自分たちでなんとかするしかない…と 思わせてしまった

その声に応えなかった責任は わたくしの中にも 確実にあるのだ

声を上げる届ける術の ネットさえ 使えなくさせられても

人として 人らしく生きてゆくこと

言いたいことを 言う…という 

今わたくしたちが 何の苦も無くできていることが叶わぬその地で

諦めることなく たたかう その姿

まさに「伝えるべき 出すべき本」だ

三十年ほど前に 角田ふるさと夏祭り アジアバザール部門で

ミャンマーから 留学してきてた おにいちゃんに インタビューしたり お国紹介してもらったりしたっけな

留学生会館の一室で ごちそうになった「ミャンマーで飲むのと同じような味になる」紅茶

リプトンのティーバッグに 

うぎゃ!くらい お砂糖入れて サービスしてくださったっけな

あのおにいちゃんは どうしているだろう

あの頃「ビルマ」から「ミャンマー」という 呼び名に変えられて さほど経っていなかったんだよな

今以上に 何も知らなかったんだよな

でも こうして わずかな 点 点を 受け取ったのだから

きっと も少し何か 繋げていけるはずだよな と 思う

みんながなるべく 思いを 伝え合えるようにしていけたらいいな

コメントをどうぞ