秋晴れ

麦茶を煮出す 香ばしい匂い

開ききっていないうちから 空気を濃密に満たす 金木犀

三メートルを超えた 雌待宵草は 枝垂れて アーチのようになりながらも 空に向かう

洗濯を始めようか

あれこれ思いついては 何か言ってくる(たいてい ちょいと 無理なこと) 母は 今日 覚醒日のようだ

へぇへぇ ほぅほぅ と 面白がりながら

なるべくご機嫌でいよう

秋晴れみたいにね

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