

こことこ 急に 冷え込んできて
一足先に 衣替えな感じ
これまでの 一枚ひらひらの ズボンではなくて
袷になってる 温かめのやつ 穿いた
父に 穿いてもらっていたものに 100円ショップで 買った 虫ワッペン 縫い付けて 学名を もぞもぞ 書いただけなのだが
かなり 年季が入ってきてる…と 思ったものの
父 見送ってから こさえたわけで
まだ 1年経ったか 経たないか くらいのものだ
見送ったことを 肌身で感じ入らせるためでもあるかのように
3シーズン できる限り 穿き続けていたんだな
いろんなことを 忘れていくけど
忘れずにいること
何度も何度も思い返して 磨かれてしまって もはや 他人事みたいに あるいは まるで信仰のようになってしまうこと
色んな思いに 揺れながら
どうにかこうにか 日々を いくわけだな
それは 生まれてから ずっと やってきていることで
出来事の 大きさ 重さは それぞれ違うだけで
だれもかれもが そんなこんな 受け止めたり 受け流したりして 生きていて
大したことだけど
大したことでもなかったりするな なんて
川の流れを眺めるような 心持ちで
朝の 茶を飲む
今日も かけがえのない いちにち