

たったひと粒の 桑の実を
3人で分けました
潰して ヨーグルトに 混ぜてしまったほうが
分けやすいかな と 思ったものの
それでは 味が よくわからないかも と
ちぎって 3等分(等分というには ちみっと 差があったけど)にして
ヨーグルトに トッピングしてみた
ここはぜひ 丁寧に味わって 感想など聞いてみたいものだ と 構えたら
「あっ しまった 味わう前に 呑み込んでしまった」と あんちゃ
母には そうならないように 食べる前に
ねねね これは たった一粒 収穫できた 庭の 桑の実だよ〜♪と
うるさいくらいに 声かけたってのに
黙々と 無言で 食べたあと
「なんだが わがんねがった」とな…
あっけなく召し上がりましたね
来年は もっと 収穫できたらいいけどなぁ
確実に 実を 手にしたいなら 肥料をやって 木に力をつけると良い という アドヴァイスも いただいたものの
道端にある 桑たちが 結構 たわわ〜♪な有り様なのみてると
そのまんまで 実ってくれろ あわよくば それを分けてくれろ と 思うのでした
わたくしは しつこいくらいに れめれめれめれめ〜 と 舌の上で転がして味わったので
ほんのり 甘くて ちょっと 野山の砂塵のような風味を しみじみと 受け取ることができた
…まぁ こういう 淡い味わいは 母と あんちゃは あまり 好まないものでもあるだろな てことも わかってるけどね