7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その46

道で ちょいと 躓いて

まぁ なんてことなかったのですが

のちのち 違和感ある 右足首あたり

ちょっと マッサージしてみたら かえって 痛みだしてしまった

そんな中での 読了

…ううぅ なにやってんだ〜の 夜…

コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その46

『動物哲学物語 確かなリスの不確かさ』ドリアン助川(集英社インターナショナル)

21の 掌編

動物の生態に 

哲学者と言われているひとたちの 問いかけ続けてきたことを 重ね 込めてる…のか?

「あとがきに代えて」の終章で ちょ とだけ 紐解かれていたりもするけれど

哲学と言われるものを かじった割には 何一つ知識として蓄積できてない自分は 

あぁ そうか…なんて 腑に落ちたり うまい具合に 言い表せないけど

ま でも 哲学って おえらいさんがこう言ってたんだと ということを 覚えることではなくて

なんだべ?と 思う ことを 考え 対話などで 考え深めていくことだ ともいうし

言い表さなくてもいいや とも思う

愉快に朗らかな話ではないけれど

愉快に朗らかなだけではないけれど生きてゆく ということの中に 見つけ出してゆくこと…

それは 望みの光に いつか 届く

哲学的に 考え続け

より手のひらにのせやすい 届きやすい言葉に と 言葉をめぐる旅路を続けておられる 作者が

お道化ながらも

どストレートに 真っ直ぐ伝えたい思いなのだろう

作者自身…助さんの声で 聴こえてきてしまう

語り口のおかげだろか?

擬人化ではなく

擬獣化…だな と 思う

『クジラのお母さん』の中の

「ミョンを思わせる少年」のような 存在を知っている

誰とも 話したがらない と言われていたのに そっと 呟いてくれたのは

わたくしの中にある「お腹を伝わってくる」感じと 似た匂いを 嗅ぎ分けてくれたからなのだろうな と 

ちょっと 懐かしい気持ちにさえなった

作者 助さん

今年は この本を 元に 朗読の旅に あちこちゆかれる とのこと

そのひとときをきっかけに

それぞれの中の 生きることへの 腑に落ちる思い

なにかに ではなく 今の自分の 足の裏への信頼が しみじみと 生まれますように と 願う

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