晴耕雨読 なんて言葉があるために
晴れてる日に 本なんぞ読むと
ちみっと もったいないような気持ちになったりもする
んだもんで 今日みたいに 雨だと 大手を振って 本が読める
ま 降っても晴れても 読みたいときに 読んでるけどな
わはは
コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃
お家滞在時間を たのしく♪とか
読書文化復活を!とか
#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって
7日間
本の表紙のみ紹介だとか
誰かに 繋いでタグ付けするとか
いろいろ 制約あったのだけど
やはり 読んだ気持ち 言いたくて
制約取っ払い
そこから 勝手に 派生させた
#7daysbookcoverchallengeSpinoff
飽きずに やっとります
2024年 その44
『人生賭博 横浜ネイバーズ④』岩井圭也(ハルキ文庫)
待ちに待ってしまうのよ このシリーズ
もう本なんて買ってる場合でない…といった舌の根も乾かぬうちに 新刊お知らせきて 注文してる奴…おれ
一作目からの 衝撃の出来事や
そこに 見えていた物事の 裏打ちされた思いの始まりに 光が当てられたりしてゆく
起承転結 激しいあれこれは 毎度あるわけではなくなっている
それがとても 自然
あぁ 元気でやってるんだな あの子
でも 相変わらずのようでいて 実は
ひとつ ひとつの 出来事から 少しずつ 影響を受けて 動いているんだな
繋がったりもしているんだな
捨て駒ではないんだな と
登場人物 一人一人が 体温を 帯びて 浮かび上がってくる
現代社会の問題など とりあげている エンタテインメントだとしても
そちこち に 出てくる言葉が あたたかい
「その場にいてはいけない人間なんて、いないんだ。国籍も、性別も、年齢も関係ない。誰がどこにいようと、他人から排除される理由なんかない。他人を排除していい権利もない。」とかね
エピソードそれぞれは 締められていても
関わり 見かけた ひとたちは 息づいている
「5巻に続く」ときたもんだ
くうぅ
みんなの日々を はらはら見守る 近所のおばちゃん気分
…すっかり ネイバーズ(ご近所さん)に 巻き込まれているのでした