屋根裏の獣

昼下り

あんちゃが「なんか 屋根裏にいる…出られなくなってるみたいな感じ」と言ってきた

げ…

友人知人たちのなかに「いつの間にか 屋根裏にハクビシンがいた」とか

「鼠が屋根裏に」なんてな話をしてる人がいて

うちもついに…と 思ったものの

「うちの猫のなかの 誰かかも…」とも言う

牛太郎(去勢済 15歳)と うすだーぷらこ(避妊済 3歳)は 不調中で 寝てるの 見たばかり

慌てた あんちゃの 足音に びびって 右往左往する だー(避妊済 4歳)は 足元におるし

それ以外となると

さばちょび(去勢済 3歳)か 醤油(去勢済 2歳)か みみげながなが(避妊済 2歳)

もしくは こことこの 侵入猫の だれか?

出入りするとしたら わたくしの部屋の 押入れの 天井か?

襖の扉は もう長いこと取り外したまんまで

しかし 服やらなんやら 下げまくってて 中をちゃんと みることは ほとんどない

…いや 最近 にゃんこらのだれかが 姿みえない!?てなときに

押入れの上の方…かつて 侵入猫 はな(鼻)ちゃんが どこぞかで出産した 仔にゃんこらを 咥えて匿った場所を 覗いたりはしたけど…

その上のとこ 天井板を押し上げることができるのだ

父がかつて「屋根裏部屋作れるくらい 頑丈な設計にした」と言ってて

そのうち 屋根裏部屋作るのかな!?なんて わくわくしたことを思い出したりもして

改めて 天井見てみたらば

あらやだ…ちょいと 穴開いてるじゃないのよ

でも 猫が出入りするほどの大きさではなく

でもでも 穴の向こうに ちらちら漏れくる光に誘われて そっちに行ってみようかという気持ちになったのであろうか?なんてなことも 想像がつく

お〜い だれ?出てきてっ と 天井板 持ち上げたら

どぅっ!と その板の上に 飛び乗るものあり

重い…

姿見えん!

あんちゃに 懐中電灯持ってきてくれ と 頼んだら

その足元に さばちょび

そして なになになに?てなかんじで 興味津々に 駆け寄ってきたは みみげながながちゃん

…てぇことは 屋根裏の散歩者は お元気さん 醤油だな

これっ 醤油っ!でてこぉ〜と 照らしたら

もっと遊ぶっ!てなかんじで ぴょんぴょんしたり 手つかずの 立派な柱にて 爪研ぎしとる

いや 楽しいのわかるけど

やはり やめてほしい…てことで

近くに ぴょん と きたとこ 前足確保して 引きずり出した

すまぬ

出られなくてじたばたしてあせっていたわけでもなさそうだけど

そのあとすぐ 日向ぼっこして 眠ってしまった

やれやれ 愉快だこと

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