懐かしの道を辿って

午前中

母 かつて 立ち上げた ちぎり絵教室へ

完全に 退いたのち 初めての

ご挨拶 顔見せに

車椅子ごろごろして 行った

七年前 倒れてのち

もう片手しか使えないから 指導できない 講師は勤められない…と

弱気になり

だいぶ前から バトンタッチする…と 伝えていたものの

「先生と 繋がっていたいから 待ってますから 口出してもらえるだけでもいいので 名前だけでも…」と 乞われて

顔出せぬまま 講師として 教材の取り寄せやら 中継ぎし続けてはいたものの

やはり このままでは申し訳ない…と

昨年 また 退くこと 生徒さんたちにつたえて

やっとこ 引き継いでもらった

「やっと 了承してもらえた」といいつつも

そのあと 結構 喪失感に へしゃげておった

そのうち 片手ちぎり絵の作家として 再出発できたらと目論んでますでぇ なんて

わたくし 勝手なこと言ってみたりもして

ほんと

なかなか すすまなくても

すすむよ

光は ふりそそいでいるよ

ぼけのはながもうさいてるよ

24年前に 母とわたくし 描いた 道路の 記念ブロック 見たりしながら

振り返ったり前見たり

そんな風にして

風に泳ぐようにして

ゆこうよ

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