草にとまった 露が
うつくしい 形のまま
凍りついていて
あぁ わたくしの あの思いも 生まれたまま 凍りついてしまえば
ぶざまを さらすこともなかったろうに などと
泥濘に くずおれるような 心持ちで
冷え込む夜に うらみごと ひとつふたつ 呑み込む
せめて 腐敗が広がる前に
凍りついてしまえ
お名前 (必須)
メールアドレス (公開されません) (必須)
ウェブサイト