水は水のまま

染まったようでも

濁ったとしても

ごぼり と 汚臭瓦斯を わき出させようとも

水は 水のまんまなのだ

色を 汚泥を 抱くだけで

えいちつーおーという いのちの おもいの わたくしの もともとは かわらないのだ

変化を

撹拌を

沈殿を 楽しむのだ

人と対するとは そういうことなのだろう

変化を恐れて 頑なに 閉じていたら

待つのは 腐敗だ
 
いいんだ

今は 濁りの 躍りを 眺むる

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