初○

初○ とか 言うけれど

言うなれば すべてが 初なのだ

そもそも 今日の今この時 てのは 生まれてはじめてやってくるのだものね

とはいえ 新年あけまして…となると

なんにでも 初 と つけたくなる

父への くんくん刺激 2020年初は

JULESVELNECOFFEEの珈琲豆と

父 同級生の 頴川さんとこの 梨と

甚五郎煎餅 伝統塩バターからでした

すこぅし お熱あったようで

ぽわん と 赤い 額と 頬で

それでも お喋りだったりもして

匂いを 嗅ごうとしながら

食べたそうに ぱくぱくと 口を動かしてた

こっそり 梨の汁を 舐めてもらった

味 わかるかも…てな 表情で うんうんしてた

ほんとは うちでの 書き初めは 二日にしてたのだけど

母が 乗り気になってたので

元旦に 宝舟用の 回文「なかきよのとおのねふりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな」と共に

書き初めてもらった

今夜(二日夜) 枕の下にいれて寝る

父のとこにも届けた

猫らのもある

いい夢見よう

いいことに繋げよう

明日という 真新しい日に

にこにこと いられるように

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