吉川さんからの言葉

言いくるめるためだけの 美辞麗句だとか
とれてしまったらこっちのもん とか やめて
いま 差し迫っていること
地面に あしのうら きっちりつけた ひとつひとつを
なんとかすすめてほしいのだよ
まつりごとよ
いまいきているひとたちを
いまはたらいているひとたちを
助太刀する手だてを!

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選挙が終わり、原発再稼動は今後確実に進みます
そこで皆さんに一つの問いかけをしたいと思います。

福島第一原発の廃炉に関わる方々を支える仕組みはいつ出来るのでしょう。

それは東京電力がやることと一蹴される日々に、皆さんは原発事故のリスクの中に「廃炉を行うのは私達自身であること」をすっぽり抜けていませんか

電力会社にそれを負担させることに筋はあるでしょうが、社会保障という観点から言えばあまりに頼りないものです。
利益企業に労働者の環境を整わせることはコスト意識が働くことからも適切ではありません。

公的機関が有事の際、それに取り組む方々を生活環境、労働環境を含めて保障する仕組みを作らないと、その後は自己責任で廃炉に取り組むことになります。

原発再稼動で避難計画が問題にあがりましたよね。
では事故後の廃炉(復旧作業)を円滑に行える仕組みも私達の生活を守るためには必要ではないでしょうか?

皆さんの町で原発事故が起きたとします。
そのとき、福島県で起きたように「根性論」で働きますか
住む場所を失っても、自分の町ですから自分で何とかしなくてはいけません。
誰も助けてはくれません。

福島第一原発で働く方々の現状を救う仕組みを作ることは皆さんの未来を守ることでもあります。
言いかえれば、皆さんのお子さん、お孫さん、その先の子供達の未来です。

私の町には原発ないから関係ないとお考えの方
福島第一原発の被害はそんな小さな枠で収まっているでしょうか

3年9ヶ月を過ぎても、福島第一原発が安定しないのは原発事故(爆発)の被害が甚大だっただけではありません。
働く方々がベストパフォーマンスを出せない状況が続いている事も大きな要因です。

福島第一原発の廃炉を公共事業にすることが解決策ではありません。
公共の廃炉支援事業を作ることが、福島原発事故の教訓を活かし次世代に安心をつなげるものです。

原発事故が起きた時、もはや社会契約論が通じないことは分かりました。
だからこそ、私達は自身を守るための取り組みを自らが始めないといけません。

私は「原発事故に伴う廃炉を行う労働者を生活環境、労働環境の両方を保障する仕組み」を作ることを切望します。

原発事故の教訓がいまだ活かされていません。

知恵を力をお貸しください。

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