祈る の かたち

あまりに 使い倒され

いいわけやらに 悪用され

猜疑心ふくらみ 

素直に使えなくなっていたことば

「祈る」

でもこれは なにかを思い

いだくうちに

それがまるで 己の鼓動を宿す この身そのものにもなり

しかしこの身から 離れたところにあるしかないその片割れへと

願う思いを 向ける

己では成し得ない こもごもの成就を

満ちる水や 光や 土や 風を受けて 育んでゆく 大きな力へむけて

託すように 意を乗せる

いのちをいきる…を あらためて なでて さしだし 乞うる

そんなあたりなのかもしれないなぁ

白菜に「祈る」の かたちをみる

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