久しぶりに 寒天を うるかす

昼ごはんは 母と二人なので

白石温麺 一把を 茹でて

母は 冬瓜と 鶏挽肉の 餡掛けに 竹輪を加えた汁

わたくしは 昨夜の ぶだずる

ぷらすあるふぁ お稲荷さんで

食べた

母のお昼寝助太刀したのち

わたくしも にゃんこらと うとうと

そののち 母 目覚め しっこ助太刀

すると母 真面目な顔で

「寒天 溶かしったんだげんとも 半分 溶げねぇうづ 水 入れっつまんたんだぃん」ときたもんだ

へっ!?と 訊き返すと

「寒天 よっく溶げねぇうづ 水入れっつまったら 駄目だべん?」

…まぁ そうだけど あとから水入れたりしないよ そのまんま 冷やすよ

でも どこで 誰が 寒天 こしぇだったの?

「台所で あたしが♪」

そうこたえたあとに にやにやにやにや 笑い出した

あぁ なんとなく 夢だと 気づきつつも 話し続ける 昔からの 母の癖だな

わかってて 言ってらっさるね?

二人で笑ったあと

母 車椅子を 茶の間へ

わたくし 台所にて ばんげの支度

すると 茶の間の 母から 呼ばられ

何かと思いきや

「寒天さは まだ 砂糖入れでねぇんだった」

話続いてるんかい!?

母の夢でこさえたのは なんの寒天か わからないけど

寒天は まだ ある

覇気のない時でも 杏仁豆腐 食べると

「んは〜 んまい♪」て 必ず言ってくれるのがうれしくて 頻繁に作ってたんだったけど

こことこ 血糖値問題で ずっと こさえてなかった

夢聞いたついでに 杏仁豆腐 こさえるかな

ちゃんと 溶かして 

控えめだけど 甜菜糖も 入れるよぅ

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