しっかりした 酸味
「青葉城」という ブレンド
味なのか
カップに 唇を 触れた 感じか
ふと 何かを 思い出しそうになる
忘れまい と つかんでいた 思いだったか?
気づくと とうに 中身はなくなっていて
握っていた 手の 強張りだけが残っている
きっと もう 踏み出せているんだよ
そんなことを思いながら
珈琲を 飲み終えた
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