傷が証

つれないそぶり

それが お前の 棘

わかっているのさ と

うそぶいて

そぶりの罠に まんまと はまりこんでみせる

むしろ 傷つきたいのさ

傷が 証しと

滲む赤を 舐めながら

お前を思い出す

コメントをどうぞ