儚げな ひとひら
いのちのまぶたを ひらく ひとつ前のあたり
今 ひかり 放たなくても
ひかり輝く 時へと 飛び立ち 結ぶ
羽根
さぁ いっておくれ
めぐるいのちの ひかりを 思い出させておくれ
結べぬ わたくしの手を
飛ばせる 一押しの 瞬きへ
添えさせて
巡りのよろこびを
ひとひら
胸のうちへと 分けておくれ
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